ドラゴン・タトゥーの女

ちょっと前に渋谷のTOHOで。

なんしかCMと、いいともの終わる時やるプロモーションでルーニー・マーラ見て「かわいすぎる!!!」と思って、これは観るしかないな、って思ってたら、だんなも観たかった映画やったってことで、映画館に向かってしまった。

 

やー、妊娠中に観る映画ではない、確実に(笑)

移民の歌で、お腹はがんがん動いてたけど、その後からくるいろんな刺激ごとにぼこぼこ動く動く!

私がうたれ弱いのかなあ。

別に、エッチなシーンとか映画の中で起こるある程度の暴力とかって不慣れなわけではないはずやったのに、フィンチャーこの野郎って思うくらいいや〜な気分になった(笑)

「いたみ」にまで移入させてくれる映画?

やっぱり、暴力シーンとかは観ても「苦痛」が伝わるようにはなかなかなってないもんな。

アクション映画とか、主人公が悪役をボコボコに殴って、いろんな武器でめちゃくちゃにしても「よくやった!」みたいな感覚になるような…これって、ちょっと間違えるとあぶないような感じする。

「苦痛」「いたみ」なんて、娯楽からは遠ざけられて当然なのかもしれないけど、どうしてこんなにドラゴン・タトゥーの女を通してそういう気持ちを味わわされたんやろう。

不思議。

観た直後はぼんやりしてたけど、何日かしてから、すごくいい映画を観たな、と思った。

六本木のR18版でもう一回観てやろうかとも思う。

 

内容は、ばかなのでさらっとしか分からなかった。早いのかな、内容のスピード。英語も分からないし。

というわけで、今とりあえず小説も入手した。

さわりしか読めてないけど、小説はなんかマイルドです。

でも、やっぱ人物が多いし、スウェーデンの人名ってなじみがないこともあってか、全然覚えられない。

チェーホフ桜の園でも結構ぎりぎりやったのに、倍以上人いるんちゃうん…

ま、なんとかがんばってみよう…

 

あ、映画の中で観るのがキツかったシーンが、実は結構面白い撮影現場だったらしいという記事を読んだ。

ちょっとなごんだ。